専有面積とは?㎡と畳・坪の違いや広さの目安をわかりやすく解説
賃貸物件や売買物件を探していると、
「専有面積25㎡」
「70㎡の3LDK」
といった表記をよく目にします。
しかし、
「25㎡って何畳くらい?」
「専有面積にはバルコニーも含まれるの?」
「同じ70㎡でも広く感じる部屋と狭く感じる部屋があるのはなぜ?」
と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、物件選びの基本となる「専有面積」について、㎡・畳・坪の違いや広さの見方とあわせて、わかりやすくご紹介します。
専有面積とは?
専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅において、基本的に一つの住戸として使用する部分の面積を表します。
一般的には、
- リビング
- ダイニング
- キッチン
- 寝室
- 廊下
- 収納
- 浴室
- 洗面所
- トイレ
などが含まれます。
ここで注意したいのが、専有面積は「居室だけの広さ」ではないということです。
例えば「専有面積50㎡」と記載されていても、50㎡すべてがリビングや寝室として使えるわけではありません。
玄関や廊下、水回り、収納なども含めた住戸全体の面積となります。
バルコニーは専有面積に含まれる?
マンションのバルコニーは、通常、住戸の専有面積には含まれません。
物件情報では、
専有面積:70㎡
バルコニー面積:12㎡
のように、それぞれ別に記載されていることがあります。
マンションのバルコニーは、その住戸の方が日常的に使用するスペースですが、一般的には「共用部分」として扱われ、専用使用権が設定されています。
そのため、物件の広さを比較するときは、専有面積とバルコニー面積を分けて確認しましょう。
㎡(平方メートル)とは?
不動産の面積で最もよく使われる単位が「㎡(平方メートル)」です。
1㎡は、
縦1m×横1m
の広さです。
例えば、縦5m・横6mの長方形であれば、
5m×6m=30㎡
となります。
物件同士の広さを正確に比較するときは、間取りだけでなく専有面積の㎡数を確認することが大切です。
1畳は何㎡?
不動産広告で畳数を表示する場合、1畳は1.62㎡以上として表示することが原則です。
そのため、目安としては、
6畳:約9.72㎡以上
8畳:約12.96㎡以上
10畳:約16.2㎡以上
となります。
ただし、「専有面積30㎡だから約18畳の部屋」という意味ではありません。
専有面積にはキッチンや浴室、トイレ、廊下、収納なども含まれるためです。
部屋そのものの広さを知りたい場合は、間取り図に記載されている各居室の畳数を確認しましょう。
1坪は何㎡?
不動産売買では、「坪」という単位もよく使われます。
1坪は約**3.3058㎡**です。
おおよその坪数を知りたい場合は、
㎡÷3.3058=坪
で計算できます。
例えば、
50㎡÷3.3058=約15.1坪
70㎡÷3.3058=約21.2坪
100㎡÷3.3058=約30.3坪
となります。
反対に、坪から㎡へ換算する場合は、
坪×3.3058=㎡
で計算できます。
専有面積の広さの目安
専有面積と間取りには、必ず決まった組み合わせがあるわけではありません。
同じ専有面積でも、間取りのつくり方によって部屋数や広さは異なります。
一般的な物件探しのイメージとしては、
20㎡前後
1Rや1Kなど、一人暮らし向けのコンパクトな物件でよく見られる広さです。
30㎡前後
広めの1Kや1DK、コンパクトな1LDKなどが見られます。
40~50㎡前後
1LDKや2DK、コンパクトな2LDKなど、物件によってさまざまな間取りがあります。
60~70㎡前後
2LDKや3LDKなど、二人暮らしやファミリー向けの物件で多く見られる広さです。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。
同じ面積でも、間取りや収納、廊下の長さなどによって実際の使いやすさは大きく異なります。
同じ専有面積でも広さの感じ方が違うのはなぜ?
例えば、同じ70㎡のマンションでも、
「こちらの部屋の方が広く感じる」
ということがあります。
その理由の一つが、間取りの違いです。
廊下の長さ
廊下が長い間取りは、その分、居室やLDKとして使える面積が少なくなることがあります。
収納の広さ
収納が多い物件は、居室部分が少し狭くても、家具を減らせるため実際の生活空間を広く使える場合があります。
部屋の形
同じ10畳でも、正方形に近い部屋と細長い部屋では、家具の配置のしやすさが異なります。
柱や梁
室内に柱が出ている場合、家具の配置が難しくなり、実際の面積より狭く感じることがあります。
物件選びでは、数字だけでなく間取り図や実際の室内も確認することが大切です。
マンションの「壁芯面積」と「内法面積」とは?
中古マンションなどを購入するときに知っておきたいのが、**壁芯面積(へきしんめんせき)と内法面積(うちのりめんせき)**の違いです。
壁芯面積
壁の厚みの中心線を基準に測った面積です。
不動産広告やパンフレットなどでは、壁芯面積が使われることが一般的です。
内法面積
壁の内側から測った、実際の室内側の面積です。
マンションの登記簿では、一般的に内法面積が記載されます。
壁の厚みを含まないため、通常は、
壁芯面積 > 内法面積
となります。
そのため、物件広告に記載されている専有面積と登記簿上の面積が違っていても、必ずしも間違いというわけではありません。
戸建て住宅では「延床面積」も確認
一戸建ての物件情報では、「専有面積」ではなく「建物面積」や「延床面積」という言葉が使われます。
延床面積とは、基本的に建物の各階の床面積を合計したものです。
例えば、
1階:50㎡
2階:40㎡
であれば、
延床面積は90㎡
となります。
ただし、バルコニーや吹き抜けなどは、通常、床面積に含まれない場合があります。
マンションと一戸建てでは面積の表記方法が異なるため、物件を比較するときは注意しましょう。
広さだけでなく「間取り」とセットで確認しよう
住まい選びでは、専有面積が広ければ必ず暮らしやすいとは限りません。
例えば、
- 収納が少ない
- 廊下が長い
- 家具を置きにくい
- 生活動線が使いにくい
といった間取りでは、面積の数字ほど広く感じられないこともあります。
反対に、コンパクトな物件でも、収納や間取りが工夫されていれば快適に暮らせる場合があります。
物件を比較するときは、
専有面積+間取り+収納+生活動線
をセットで確認することをおすすめします。
パンダ不動産では物件の広さや間取りについてもわかりやすくご説明します
株式会社パンダ不動産では、福岡市を中心に賃貸・売買物件をご紹介しています。
「この広さで家族3人でも大丈夫?」
「同じ70㎡なのに、なぜこちらの方が広く感じるの?」
「マンションの登記面積と広告の面積が違うのはなぜ?」
といった疑問についても、できるだけわかりやすくご説明いたします。
物件情報の数字だけでは分かりにくい部分も含め、お客様のライフスタイルに合った住まい探しをお手伝いいたします。
まとめ
専有面積とは、マンションやアパートなどで、一つの住戸として使用する部分の面積を表します。
ただし、専有面積には居室だけでなく、
- キッチン
- 浴室
- トイレ
- 廊下
- 収納
なども含まれます。
また、マンションでは、
不動産広告など:壁芯面積
登記簿:内法面積
が使われることが一般的なため、同じ物件でも面積の数字が異なる場合があります。
住まいを選ぶ際は、専有面積の数字だけで判断するのではなく、間取りや収納、家具の配置、生活動線などもあわせて確認することが大切です。
株式会社パンダ不動産では、お客様一人ひとりのご希望やライフスタイルに合わせた住まい探しをサポートしています。
福岡市で賃貸・売買物件をお探しの方は、どうぞお気軽に株式会社パンダ不動産までご相談ください。

